猫背プログラムについて

 

このような不調ございませんか? 当てはまるほど、猫背、巻き肩になっている可能性があります。

  • □肩が後ろに回らなくなった
  • □腰痛、肩こりが良くならない
  • □椅子に座ると腰が痛い
  • □だんだん太ってきた
  • □姿勢が悪い
  • □背中が丸い

❏猫背の原因

 

猫背になる原因は、現代人は「スマホ、パソコンの見すぎ」「デスクワーク」が圧倒的に多いです。他にも、育児中、主婦の方が自分に合わないキッチンで料理をしている、身長が高い人が気が付かない間に猫背になっている、ストレスで体を丸めて猫背になっている、などいろいろあります。

姿勢不良を招くカラダの状態としては、お腹と肩周りの筋肉不足、ストレートネック、骨盤や背骨の歪みが大きい等が挙げられ、特に女性は筋肉が少ないので、正しい姿勢を保てず猫背になりやすいです。

自分のカラダって意外とわからないので、猫背でも猫背だと感じている方は少ないのが現状です。

 

❏猫背はどんなことに影響があるのか?

 

猫背であると、さまざまな不調がでやすいと言われています。

 

例えば、内臓(腸)を圧迫することで、便秘、胃腸機能の低下。

 

肺を圧迫することで、呼吸が浅くなり、酸素や栄養が体に十分にいきわたりません。いきわたらないと、筋肉に十分に酸素が回らず、肩こり、腰痛、頭痛になりやすく、リンパの流れの悪さから疲労体質になったり、太りやすくなることもあります。

 

背骨が丸いと、その回りにある自律神経機能を低下して、精神的な病の原因になったり、顔のたるみ、ほうれい線の原因となることも…姿勢不良は美容の大敵でもあるんです。



産後の骨盤ケアについて

 

❏まず、最初にお伝えしたいこと

 

  • 骨盤は妊娠からの過程で前後に傾いて、腰痛や不調の原因になることがある
  • 産後は赤ちゃんのお世話で筋肉が硬くなりがち。筋肉が硬くなると肩コリや腰痛の原因に
  • 筋肉が硬くなり、可動域が狭くなったり、腰痛、捻挫、腱鞘炎などで体を痛めると、運動量が減り肥満の原因にも
  • 筋肉が戻らないと、脂肪が増え、代謝が落ちる、太りやすくなる
  • 筋肉が柔らかいと、腰痛や肩コリががなくなるだけでなく、美容や健康に良い効果がたくさん

 

 

 

❏このようなお悩みがあればご相談ください

肩や腰など痛いところがある

なんだか不調、元気がでない

むくむ、だるい

体型に不安がある

 

 

❏骨盤は開いたままになったりするの??

 
「骨盤が開いているから体型が戻らないのかも」「ダイエットっていつから始めればいいの?」「骨盤矯正しないと、ぽっこりお腹や、下半身太りなるんでしょ…」こんなご相談をよく伺いますが、実は骨盤って、自然に戻っていきます。ただ、緩んだ関節が安定していくのが、産後から6ヶ月以内。身体の歪みを促すような姿勢や生活をしていると、どんどん機能的姿勢から離れ、結果体型が崩れやすくなります。

 

❏妊娠から出産。体で何が起きてるの??

 

妊娠中にお腹が大きくなってくると、体のバランスを取るために反り腰になり、骨盤が傾きます。
また、女性の骨盤は妊娠中から徐々に緩み(開き)始め、出産時に最大まで開きます。(帝王切開の場合でも)

妊娠、出産を経て開いた骨盤は産後3ヶ月~4ヶ月で元に戻るといわれていますが、反り腰や不良姿勢で生活していると理想的な位置には戻りにくくなります。産後は半年くらいまでの骨盤ケアが大切なので、しっかりケアしていきましょう!

❏産後、よく起こる体調への影響

  • 気分の浮き沈みが激しい
  • 食欲の増減
  • 生理痛の悪化
  • 腰痛
  • 便秘、下痢、尿もれ
  • 睡眠の質の低下

❏体型や肌への影響

  • 肌荒れ
  • O脚やX脚
  • 太りやすくなる
  • 下腹が出やすくなる
  • お尻の横幅が大きくなる
  • 太ももが太くなる

 

産後の運動やダイエットを始めるタイミングは個人差がありますが、1~2ヶ月後がいいでしょう。「早く体型を元に戻したい!」と産後すぐにダイエットを始める方もいるかもしれませんが、産後の体はとてもデリケートな状態で、回復には1ヶ月ほどかかるといわれています。1ヶ月以内に行えるものとしては、呼吸法。簡単なピラティス。力むと、骨盤底には強すぎるので、わからない方は専門家のアドバイスをもらってくださいね♪


また、産後1ヶ月は寝る時間がほとんどないほど、育児が大変な時期です。そのため時間があれば休息を取り、無理は絶対しないでください。産後の回復スピードには個人差があるので、心配な方は医師に相談してから運動を始めましょう。

❏骨盤矯正グッズって??

「骨盤矯正」というより、「姿勢の補助具」という理解のほうが良いかもしれません。

骨盤ベルト、椅子の上において座る骨盤ケア商品など、カラダが戻っていくのをお手伝いしてくれるものを選ぶと良いと思います。ただし、血液やリンパの流れを阻害してしまう付け方には注意が必要。 

❏骨盤ベルトは必要??

産後に装着すると骨盤を締める効果が期待できる骨盤矯正ベルトは、サポート役として取り入れるのがおすすめです。骨盤矯正ベルトは骨盤を締めるだけでなく、歩きやすくなったり腰痛が軽くなったりなど生活をサポートする効果が期待できるのです。

ただし、骨盤を長時間締め付けると血流が悪くなり、むくみや冷えにつながる可能性もあるため、産後から半年を目安に使っていきましょう。半年たってもずっと使っていると(必要な状況以外で)、骨盤をベルトで支え続けることにより、本来なら骨盤を支える筋肉である骨盤底筋群などが緩んだままになってしまいます。骨盤矯正ベルトやガードルはあくまで骨盤を締めるためのサポートとして考えましょう。

つける期間ですが、出産後からは付けて、3ヶ月からはつけない時間を増やしていき、産後半年を目安に手放していきましょう。(例:2ヶ月〜日中のみ装着▶︎3ヶ月〜日中動く時のみ装着▶︎4ヶ月〜完全除去)一般的に産後の骨盤は、4ヶ月~半年ほどまではカラダが元の状態に戻ろうとする期間(関節が柔らかい時期)なので、そのサポートとして使うことがおすすめ。

❏骨盤ベルトの正しい付け方

骨盤ベルトは、つける位置や締め付けの強度がとても重要です。

つける位置は、骨盤の中央部分(仙骨)と骨盤の前部の接合部分(恥骨結合)と前太ももの張っている部分(大転子)の3点を結ぶラインに。きつく締め付けすぎないように注意しましょう。装着後に、恥骨のあたりに手のひらがスッと入る程度に余裕を持たせてください。(産後骨盤ケアの集計はこの位置でします)

また使用中にベルトがズレてきたら、正しい位置に巻き直すことも大切です。

❏まとめ

骨盤は3つの骨がくっついてできています。その骨たちは、強固な靭帯で固定されているため、強く「歪む」ことはありませんが、骨盤自体が前後に傾いたり、筋肉のアンバランスによる捻じれは発生してきます。

体重が戻らない、体型がかわったのは、骨盤が歪んでいるからとはかぎりません。出産して、体調が落ち着く2ヶ月目位から、関節を緩めるホルモン「リラキシン」が完全に出なくなる6ヶ月位までの間に、ご自身に合った、正しい日常ケアを行うことが大切です。 

❏美容や健康に必要なこと。それは、硬くなりがちな筋肉をやわらかくすること(ストレッチは注意が必要)

体に不調がある中で赤ちゃんのお世話をするのは大変に辛いものです。

筋肉が硬くなると、可動域が狭くなり、呼吸も浅くなり、代謝も落ちやすくなります。呼吸が浅くなると、自律神経のバランスが乱れ、ホルモンバランスも乱れてきます。不調がなければ、運動もできますが、痛みがあったらアクティブにもなれません。硬い筋肉をゆるめ、使えていない筋肉をちゃんと使えるようにするのが、ダイエットや美容には効果的です。

産後は、前かがみでお世話をすることが多くなります。また、抱っこや、赤ちゃんを抱えたまま眠りについたら、そのままの体勢を維持しがちです。ホルモンの影響もあると言われていますが、同じ姿勢が続いたら、腰痛や腱鞘炎にもやりやすいです。歪みでいうなら、右手でご飯をあげていたら、反対の左の腰が硬くなり、筋肉のつきかたがアンバランスになり、結果、歩行時に骨盤の動きにも左右差が出るのでスカートが一方向に回転したりします。 

❏最後に、カラダを整えることによる健康と美容効果をお伝えします

1.ぐっすり眠れるようになる

赤ちゃんの夜泣きで睡眠時間が確保しにくい時期は、短時間でもぐっすり眠ることがとても重要です。ぐっすりと眠れると血行も良くなるので疲労回復だけでなく美容やダイエットにも絶大な効果があります。

2.冷え性が緩和する

筋肉が柔らかいと血流が良くなります。筋肉のポンプ作用で体の隅々まで血が送られるようになるので、冷え性でお困りの方も症状が緩和されるのがわかるようになります。

3.肌がきれいになる

血流は肌の状態にも関係します。血流が悪いと、老廃物が流されずシミやシワの原因にもなります。血流が良い状態を保てると、老廃物も流されて肌の健康も保たれます。

4.むくみが解消される

コリ固まった筋肉がリンパ管を圧迫すると、余計な水分が溜まり、「むくみ」が起きます。筋肉が柔らかくなるとリンパ液の流れが良くなるので、「むくみ」が起きにくくなります。

5.肩コリ・腰痛から解放されて、赤ちゃんのお世話が快適にできる

カラダが柔軟になると、心も柔軟になると言われています。心にゆとりができ、家庭の時間を有意義に過ごせることにつながります。

【施術の流れ】

①カウンセリング、お悩み、目標共有

②検査(可動域、姿勢写真、周径、足上げ、手の長さや足の長さ、股関節の状態、筋肉の張りなど確認)

③施術30分ほど

④短期目標、長期目標共有

⑤あなたに合ったセルフケアをお伝え致します